床板について

今住んでいる家が老朽化したことと、親との同居になったことで、二世帯住宅を建てたいと計画する場合には、まずその場所から引っ越し、仮住まいの場所を探し、その間に工事を着工してもらうことになります。高齢の親との同居という現実を考えると、そうした人たちが住みやすい設計にすることが大切で、やはりポイントになるのがバリアフリーです。

工事の着工までの間に、業者と何度も話し合いを持ちますが、具体的にバリアフリーのためにどのような動線にするのか、そして歩く場所、つまりフロアですが、床板つまりフローリングはどうすればいいのか、こんなところがとても気になる部分であり、そのあたりをしっかりと話し合う必要があります。

特に高齢者が家で転倒したりするのを防止したいということに重きを置いたバリアフリーは、見た目もすっきりです。そして滑らないように防止するという点では床板の素材選びも重要になります。というのはフローリングというのは基本滑りやすいのですが、滑り止め、すべにくくする加工されたものがあるので、業者を相談できるでしょう。

また将来的には、杖や車椅子を家の中で使うような暮らしになる場合には、床板は丈夫にすることや、車椅子によるタイヤ跡が付きやすくなるので、それが目立ちにくい色にするなどの工夫が求められてくるかもしれません。フローリング選びでは、サンプルを見せられるかもしれませんが、あまり小さいものだとイメージが沸きにくく、わかりにくさがあるため、できるだけ大きいものを見せてもらうようにし、適切な色の床板を選ぶことができるでしょう。

またバリアフリーの床板は、全部同じでなければならないということもありません。高齢の人たちが使用する部分だけを滑りにくいとか汚れや傷が目立ちにくいものにすることも可能であり、他の部分に関しては、別の素材や色にするというのもありですので、いろいろと検討してみることができるでしょう。

工事の着工が進み、順調に仕上がり、ついに完成という段階になると、いよいよ引っ越しした仮住まいの家から、再び同じ場所に、そして新しくなった二世帯住宅の家の中に入ることになります。その時の引っ越しはワクワクしたものとなるでしょう。バリアフリーで歩きやすく、滑りにくい、そして落ち着いた雰囲気の家づくりが完成し、そのクオリティに満足することができるでしょう。そして高齢の介護など様々な問題にも首尾よく対処できるに違いありません。